日本のスパイスにはどんなものがある?

日本におけるスパイスの位置

 

 

日本で広く流通している香辛料は中国や西洋からやってきたものが多くあり、その中にはここ数十年で普及してきたものも少なくありません。ですから日本の香辛料の歴史は、インドやヨーロッパほどには長く深くはありません。

とはいえ日本でも古くから親しまれているスパイスはあります。

 

例えば生姜や山椒、胡椒、桂皮などについては西暦8世紀ころにすでに言及されている記録もあり、これらのスパイスがある程度馴染みがあったことがうかがえます。

 

とはいえどちらかというと薬として使用されることが多く、料理のための味付け素材として広く使われることはありませんでした。

 

実際日本で調味料というと味噌や醤油、塩などがすぐに思い浮かびますが、真っ先にスパイスの名をあげる人がそれほどいないことは、日本におけるスパイスの料理への使用が、他国に比べてメジャーなものではないことの一つの証拠と言えるでしょう。

 

日本で採取されるスパイスは?

さて日本でも採取できるスパイスにはどんなものがあるでしょうか?実はけっこうな種類があります。

 

いくつか挙げると、「オレンジピール、クチナシ、サンショウ、シソ、タデ、にら、ハッカ、ミョウガ、ヨモギ、ゆず、わさび、ムラサキウコン」などです。ニラやシソやゆずはスパイスというよりはそのまま野菜や果物としてとらえられることが少なくないですが、日本ではこれらの香辛料が産出されます。

 

日本のスパイスの役割は?

では上記のスパイスにはどんな役割ないし作用があるでしょうか?全てはご紹介できませんが、メジャー度がそれほど高くないものについていくつかを説明します。

 

まず「クチナシ」ですが、こちらは果実がとても有名な香辛料です。こちらはよく素材の着色のために用いられます。

 

「タデ」は辛味をつけるのに使われたり、ユニークな香りと持っていることが特徴です。薬味や「つま」として用いられることがあります。

 

「ハッカ」はシソ科の植物で、スパイスというよりはハーブとして呼ばれることが多い素材です。清涼感を持つ素材として食品だけでなく薬品としても使われることがあります。

 

「ムラサキウコン」は「ガジュツ」とも呼ばれるもので、苦味があるのが特徴です。多量に使うと苦みが強すぎる物ですが、料理の味付けとして少量使われることがあります。

 

まとめ

日本では現在非常に多種のスパイスが使われていますが、日本における料理の為のスパイスの利用の歴史は深くはありません。しかし日本でも昔から親しまれているスパイスがあり、日本で採取されるものもあります。

 

特にサンショウやわさび、シソなどは料理にメジャーなスパイスとして認識されています。今後ますますスパイスを駆使した料理が開発されていくことが予想されるので、各スパイスの特徴に通じることは料理人にとって大切と言えます。

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